楽しかったゴールデンウィークもあっという間に終わってしまい、日常生活が戻ってきましたね。
病院は通常通り診察していたのでホテルのわんちゃんたちで大賑わい、診察も病気の子や緊急の手術が必要な子が来たりと忙しいゴールデンウィークでした。
一日だけお休みがありましたので、pinkyとお出かけしてきました!
大きな公園に出かけたのですが、そこで見かけたセントバーナードのわんちゃんはかなり暑そうでちょっと参ってそうでした💦
雨上がりでちょうどいい気候だったのですが、本来冬国で生活する種類のわんちゃんにとってはもう暑くて辛い季節なのだと思いました。
熱中症対策もそろそろ始めましょう。
わんちゃんは人間と比べて基礎体温が38.5℃前後と高いのですが、40℃超えてくると高熱になります。皆様ご存知かと思いますがわんちゃんは汗をかける部分が少なく体温調節が苦手な動物です。
私たちがまだ大丈夫と思う温度でもわんちゃんにとっては暑くて辛い環境になってしまうことがあります。
具体的には外気温は25℃を超えるときは外を歩かせてるのは避けた方が良いでしょう。
また、日没直後はまだアスファルトが高温で冷めてないので、真夏日は夜20時位のお散歩をオススメしています。(手で直接アスファルトを触り地面の温度を確認してみてください)
お出かけ時はお水を携帯して冷却タオルなどを首に巻いたりするのも大変効果的です。
室内でも熱中症になるケースも見受けられるので、日中の長時間の外出時には冷房をセットしてあげてください。
熱中症になりやすい犬種としては短頭種といってマズルが短い種類の子たちは注意が必要です。主にブルドッグ、パグ、ペキニーズ、フレンチブルドッグなど種類の子たちは要注意です。
あとは、肥満気味の子も身体の熱が外に逃げにくので気をつけなければなりません。
気をつけていてもまれに熱中症になってしまい病院に来る子がいます。
初期症状としては、呼吸がハァハァ荒くなる、ヨダレがとまらない、動きが鈍くなる、動かたがらない、吐くなどですので、心配な症状がみられた場合はすぐにご相談ください。
これからの季節わんちゃんたちが快適に過ごせるように今から準備をしてあげてくださいね。